トイレ
トイレの寸法はどれぐらいが適切？快適なトイレリフォームのために
更新日：2021年10月14日
「快適なトイレを作るためにリフォームをしたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
しかし、リフォーム自体がなかなか経験することではないため、わからないことが多いですよね。
そこで今回は、トイレリフォームのためのポイントを&みずまわりが紹介します。
目次
1.トイレの寸法について紹介
ここでは一般的なトイレの寸法について紹介します。
トイレ自体の大きさについて考えたことがある方は少ないと思います。
しかし、快適なトイレを実現するためには、トイレ空間の大きさについても十分に検討する必要があります。
一般的なトイレは、3つに分けられます。
・78センチメートル×123.5センチメートル
・78センチメートル×169センチメートル
・123.5センチメートル×169センチメートル
それぞれの特徴についてみていきましょう。
78センチメートル×123.5センチメートルは、0.4坪です。
こちらは分譲マンションや2階建て住宅の2階部分に設置されることが多いです。
体が大きな方であれば、少し窮屈に感じてしまうかもしれません。
多少狭くてもそれほど気にならない方や狭いところの方が落ち着くという方にとってはおすすめの広さです。
メインで使用するトイレと分けて設置するのも良いですね。
狭い空間を有効活用したい場合は、タンクレスタイプのものを設置することである程度空間に余裕を持たせられるでしょう。
78センチメートル×169センチメートルは0.5坪です。
こちらは主に一戸建ての住宅で採用されることが多いです。
タンク付きのトイレを使用しても、それほど狭くはならないでしょう。
しかし、トイレに洗面台を設置したい方やこだわりのトイレ空間を作りたいという方にとっては、少し狭く感じてしまうかもしれません。
123.5センチメートル×169センチメートルは0.75坪です。
こちらは広めの住宅で採用されている大きさです。
この広さとタンクレストイレを組み合わせると、かなり広々として空間を作り出せるでしょう。
洗面や収納なども自由にこだわりを持ってつくれます。
おしゃれなトイレを作りたいという方にとってはもってこいの広さではないでしょうか。
2.トイレ部屋と便器の最適なバランスについて紹介
ここまでは一般的なトイレの広さについて紹介しました。
ここからはトイレの広さと便器のバランスについて紹介します。
バランスが良くないと部屋自体が広くても窮屈に感じてしまうことがあるので気をつけましょう。
まずは便器の大きさから確認していきます。
便器の大きさはトイレのタイプによっても変わってきます。
タンク付きであれば、便器の幅は45センチメートル程度になるでしょう。
便器の後ろにタンクがついており、レバーを回すことで排泄物を流します。
空間を有効活用したい場合は、コンパクトなタンクレストイレを探すことをおすすめします。
タンクレストイレであれば、便器の幅は40センチメートル程度になるでしょう。
便器の後ろにタンクがないので、トイレ空間をかなり広く感じられます。
タンクがないために掃除がしやすいというメリットもあります。
では、便器の大きさに適したトイレ空間の広さについて、紹介していきます。
まず必要最低限のスペースは確保しておきたいという場合です。
必要最低限のスペースとは、便器の幅＋30センチメートル、便器の奥行き＋30センチメートルが目安となります。
トイレスペースと便器の大きさを考えながら、バランスを保ちましょう。
必要最低限のスペースが確保できないと、かなり窮屈になってしまうので注意してくださいね。
次は、必要最低限のスペースよりも少し広くする場合です。
一戸建ての場合は、先ほど紹介したように部屋自体の大きさにはある程度余裕があるので、収納や手洗い場を設けることも可能でしょう。
ただバリアフリーにする場合は、より広さが必要でしょう。
介助する際のスペースまでを考慮すると、幅が160〜180センチメートル、奥行きが160〜180センチメートル必要でしょう。
これだけの広さがあると、便器の大きさにかかわらず介助できます。
しかし、バリアフリーを考えているのであれば、車イス対応の便器や手すりの設置、出入り口の大きさについても十分に考える必要があります。
3.その他トイレリフォームの際に気をつけることとは
ここまではトイレの広さ、便器の大きさについて紹介しました。
では、実際にリフォームをする際には、どういったポイントに気をつける必要があるのでしょうか。
5つのポイントを紹介するのでぜひ参考にしてください。
・20年先を見据えたリフォーム
一度リフォームをすると、その先10年ほどは使い続けますよね。
そのため、今は便利であっても何年か後には不便に感じてしまうことも予想されます。
未来を見据えたリフォームを考えておきましょう。
・予算とリフォーム範囲の決定
リフォームをする前には、予算とリフォーム範囲を決める必要があります。
必要なリフォームを予算内でできるように計画を進めていきましょう。
・希望はしっかりとまとめておく
希望はしっかりとまとめておきましょう。
お客様のイメージとリフォーム業者の差異が生まれないように、絵や写真を使って説明すると良いです。
・トイレの傾斜を確認する
正常に排泄物を流すためには、傾斜について十分に確認する必要があります。
便器と配管には基準勾配が必要とされており、勾配がないとうまく水が流れなくなってしまうのです。
水が正常に流れないとなると、つまりの原因となってしまうでしょう。
・コンセントの有無を確認する
便座によってはコンセントの設置が必要な場合もありますよね。
また、必要な電力も異なるでしょう。
利用する便座が必要とする電力に合ったコンセントを設置するようにしてくださいね。
以上がトイレリフォームの際に気をつけたいポイントです。
これら以外にも気になることやわからないことがあればお問い合わせください。
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5.&みずまわりでできるトイレリフォーム
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工期：約4日間（土間養生含む）
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②リクシル アメージュZフチレス
設備機器：便器 LIXIL アメージュZフチレス
洗浄便座 LIXIL パッソEA21
内装工事 サンゲツ AAクラス
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6.まとめ
今回は、トイレリフォームのためのポイントを専門業者が紹介しました。
トイレをリフォームする際には、トイレの広さや便器の大きさ、そのバランスを考える必要がありましたね。
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